犬好き氏ゼートゼロ　＝リアル編＝

車の渋滞の為、待ち合わせ場所に30分遅れて着いた私。
犬好き氏のメールはPCでしか受信出来ない。
よって遅れるという事を伝えられなかった。
10分20分ならまだしも30分の遅刻だ、帰ってしまったかもしれない。
それならそうで携帯機種変しに行こうかな〜等と考えながら
車を駐車場に入れてから急いで待ち合わせ場所に向かう。
あ、何となくソレっぽいのが、いた。
そう思ったら突然自分が恥かしくなって
とりあえず下を向いて携帯メールを打っているフリをした。
宛先の無いメールに「あほあほ」等ワケわからん言葉を打つなどして
（↑馬鹿…）
心を落ち着かせてから、顔を上げて前を見た。
すると観葉植物の影からスっと脇から黒っぽい男性が出てきて
「椎茸さんですか…？」
と声をかけてきた。

み、み、見栄晴キター！
ツーブロック分けといい垂れ目といい、これは見事な見栄晴…。
でも至って普通の人だ。（そりゃそうだ、見栄ハルに失礼だ）
丁度お昼の時間帯だったので、近場の飯屋に歩いて行く事に。

何故か猛烈に海老が食いたくなった私は、ペスカトーレを。
犬好き氏は「海老が食べたい」とつぶやいた私に気をきかしてか海老フライ付きオムライスを注文。
「俺の海老あげるよ！」キラリ見栄晴スマイル。

食事をしながらの会話は、彼からの一方的な質問ばかりだった。
特に「元彼関連」と「サイトで他の男性とメールしているのか？」
…についてはめちゃくちゃツッコまれた。
サイト関連に関してはのらりくらりとかわしたものの
元彼の事については普通に話してしまった。
元彼の事は今でも好きだ。
訊かれた事に対して上手く嘘をつける余裕がまだ無かった。
うあうあうあぁぁRGが遠のいていく〜。

それなりに会話も弾んで1時間ほど過ごしたので
「じゃあそろそろ…」とお開きを申し出たところ
〜〜〜〜〜〜〜この辺が思いだせないのだけど
彼の車に乗ってドライブしようという話を振られた。
さっきまで和やかに会話していた流れで、ついOKをしてしまう。
というか（言い訳すんなー）
「あ、俺の事が嫌だと思ったり、
　仕方ないな〜って思ってるんだったら
　無理に付き合ってくれなくてもいいんだよ」
とかネガティブな事を先に出されて
「ハイ、お断りします」
とは言えなくなってしまった…。
凛々しいRGよ、さようなら…ぉぅぉぅう。
でも街中をドライブする意味もないし道も混んでるという事で
彼の車の助手席に20分ほど座っただけでドライブ？終了。
そこで猛烈に「付き合おう」攻撃を受けたが
これも、のらりくらりとかわす。
「また会おうね〜」という約束と携帯のメアドを交換して、ゼロ終了。

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犬好き氏は34歳と言われれば34歳。
いい意味でも悪い意味でもトシ相応には見られない感じだ。
身なりは「ごく普通」
悪くは無いが、取り立てて良いとも言えない。
ジーンズは至って普通の形と色合い。
羽織っていた黒のジャケット（？）も普通。
でも、インナーをインにして更に白ベルトまでしていたのが気になった…。
ちなみにセカンドバックは持っていませんでした。（ほっ…）

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で、怒濤のメール編に続きます。
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